14年目の1月17日 [新聞記事]
今週火曜日から4回
朝日新聞の夕刊の
「メメント・モリ
~死を忘れるな 定時制神戸工の14年~」
という記事をむさぼるように読んだ。
「阪神淡路大震災を短歌に詠もう」と
定時制に通う生徒たちに授業で呼びかけ
震災の体験を詠んだ短歌が記事と一緒に掲載されていた。
その短歌と記事を泣きながら読む48歳の私・・・・・
炎と煙が立ち上るテレビの画面を
ただ茫然と見つめていた14年前。
もう、あれから14年も経ったのか・・・・・。
阪神淡路大震災を
実際に体験していない私にとっては
「もう14年」だけれど
14年という月日も
震災を体験した人たちの心を癒すことは
できなかったようだ。
記事は4回で終わってしまったけれど
もちろん、4人の方の悲しみが全てな訳はなく
阪神淡路大震災を体験した人すべてに
「悲しみ」や「苦しみ」は存在しているのだろう。
その「悲しみ」や「苦しみ」を
裡に抱えたまま生きていくのは
本当に辛いことだと思う。
でも、「生きている」ことは
本当に素晴らしいことだということも
実感しているだろうと思う。
どうか、これからは
「生きる」ことの素晴らしさを
存分に味わってもらいたいと願っております。
あの日、消えてしまった多くの「命」の分も・・・・・・。
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